子供の熱中できる習い事を見つけ出す方法
①はじめに
この記事では、子供が熱中できる習い事を見つけ出す方法について紹介します。
子供に何かしらの習い事をさせている親御さんは多いです。
しかし、子供にどんな習い事が適しているのかを悩んでいる人もいると思います。
今回はそのような方々に向けて、子供の習い事の選び方についてのポイントを説明します。
②きっかけの提供に徹する
まず結論から述べると、
とにかく親は子供にたくさんの"きっかけ"を与えてください。
ここで言うきっかけとは習い事の体験会などのことです。
体験までいかなくても、「こんな習い事があるんだけ興味がある?」という風に聞くだけでも構いません。
なぜきっかけをたくさん与えることが重要なのでしょうか。
それは子供が何に興味をしめすのかは、数を試してみないとわからないからです。
親として習わせたい特定の習い事があるかもしれませんが、子供がその習い事を本当に好きになってくれるかは正直なところ運です。
なので、親は門戸を広くして子供に対して様々なきっかけを提供してあげるべきなのです。
③反応を見て拾ってあげる
きっかけを与えるのは、ただ習い事の存在を子供に知らせるだけで終わってはいけません。
子供が興味を示しているのかどうかを確認してください。
確認の方法は子供に対して「~の体験はどうだった?」や「~に週に一回通ってみたかったりする?」と聞く感じでよいです。
ここで「やりたい」というような前向きな回答が返ってきた場合、ぜひその習い事をさせてあげてください。
前向きに興味を持てた習い事は長続きしますし、練習も本気でやれるものです。
また、逆に少しでも嫌がっているようでしたら無理にやらせないべきです。
仮に習い事をさせたとしても、必ずいつかやる気をなくして、通いたくなくなってしまいます。
④子供の世界を広げるのが仕事
親が子供にしてあげられることは何なのでしょうか。
それは子供の視野を広げてあげることです。
子供は大人と違い、自分の判断で行動できる範囲が物理的にも非物理的にも限られています。
大人の場合、インターネットや人づてから興味が持てそうな趣味を発見したり、興味を持てたら自らの足で体験しにいくこともできます。
しかし、子供はこれらの行動が限られます。
子供は接する人が限られていますし、インターネットなどの情報網の利用も限られます。
そのため子供は自分自身の力で自分の世界を広めることができないのです。
そこで、親が子供にしてあげるべきこととして「子供の世界を広げてあげる」ことです。
子供の世界を広げてあげるための手段を2つ説明します。
1つ目は先ほども説明しましたが習い事の候補を示してあげることです。
習い事をしている子供はたくさんいます。
しかし、子供が自分から何かをやりたいと言い出すことは割合としては少ないです。
例えば、一流のスポーツ選手の人たちは幼少の頃からそのスポーツに従事しています。
でも、彼らは自分からそのスポーツをやりたいと親に頼んだのでしょうか。
多くの場合は違います。
一流のスポーツ選手の場合、親も同じ種目のスポーツ選手だった場合が多いです。
親が大好きなスポーツですから、子供に同じスポーツをやらせようとします。
親が習い事の候補を与えたことによって将来一流のスポーツ選手になる子供の運命が変わっているのです。
習い事の候補を示すことはそれぐらい子供の人生を左右する可能性を秘めているのです。
2つ目は実際に体験させてあげることです。
先ほども説明したように、子供は自分だけで動くことができる行動範囲は限られます。
どんな習い事をするにも親の助けが必要になります。
それは習い事のきっかけである体験でもそうです。
例えば、子供がボール遊びが好きなのなら、ひょっとしたらサッカーの才能があるかもしれません。
そしたら、子供に近所のサッカー教室でもなんでもいいので、体験をさせてあげましょう。
子供がサッカー教室を気にいるかどうかは実際に体験させてみるまでわかりません。
しかし、これもまた体験教室をきっかけに子供の人生最大の趣味が見つかるかもしれません。
子供が自分から「やりたい」と言い出さなかったとしても、結果として子供が熱中することはあります。
体験が嫌だと言っている子供を無理やり体験へ連れ出すのは良くないです。
しかし、子供の可能性を最大限活かすために、子供が嫌がらないレベルで多様な場所へ連れて行ってあげるのは良いことです。
⑤まとめ
今回は子供が熱中する習い事を見つける方法を説明しました。
以下にポイントをまとめます。
1 親のできることは「きっかけ」を与えること
2 子供の反応を見て対応してあげること
3 多様な可能性を提供してあげること
子供の習い事に関して、親が何かしてあげられないかと悩むことはよくあることです。
微力ながらも、今回の文章がそのような親のサポート幸いです。