親子お悩みブログ

親子の悩みについて、子供目線で語ります。

子供の門限は何時?門限を決める際のポイント

子供の門限で悩む親はたくさんいらっしゃいます。

ニュースで物騒な事件を見ると、夜遅く帰ってくる子供が心配になってきます。

だからと言って、子供の門限を厳しくすると子供の反感を買う場合もあります。

 

この記事では子供の門限を決める際のポイントを説明します。

今回紹介するポイントは以下です。

・なぜ門限が重要なのか

・門限をいつにするか

・門限を破った場合の対応

 

①なぜ門限が重要なのか

そもそもなぜ門限を設ける必要があるのでしょうか。

大きく2つの理由があります。

 

理由①:子供の安全を守るため

子供は自分の身を守る力を十分に持っていません。

世の中のどこまで安全であり、どこからが危険であるのかの判断能力が未熟です。

そのため親には子供の安全を守る責任があります。

夕方以降の暗くなる時間帯は日中の時間帯に比べて、子供を巻き込む犯罪のリスクが高いです。

暗くなる時間帯を子供一人で外出させることは危険です。

門限は子供を危険にさらさないためのルールなのです。

 

理由②:約束を守る習慣を身に着けるため

子供の安全のためには、子供にたくさんの約束を守ってもらう必要があります。

門限とはたくさんある約束の1つに過ぎません。

「危険な場所に入ってはいけない」など、安全のための約束は門限だけではありません。

門限という1つの約束を守るようになることによって、他の約束も守る習慣が身につくようになります。

 

②門限をいつにする

門限をどのように設定していくべきかを説明します。

 

門限は子供の安全を守るための約束です。

しかし、厳しい門限によって子供の自由を奪ってしまうのは子供の成長を妨げてしまいます。

門限を設定するポイントとしては、

子供の年齢によって門限を適切に変えていくのが良いです。

 

子供の年齢は、大まかには小学生・中学生・高校生・大学生にに分類します。

 

小学生の門限目安は17:00~18:00です。

目安の理由は「小学生は日が出ているうちに帰るべき」だからです。

季節によって日の長さは変わるので、季節によって門限を変更する必要があります。

 

中学生の門限目安は19:00~21:00です。

目安の理由は「部活などの個人の活動が増える」からです。

中学校での部活は終了時間が18時過ぎになることもあります。

受験のために塾に通う人も増えますし、21時くらいまでは許容してもよいです。

 

高校生の門限目安は20:00~22:00です。

目安の理由は「一般的な条例で22:00に帰宅するように設定されている」からです。

高校生はアルバイトができるようになりますが、22時以降は働けないようになっています。

 

大学生の門限目安は23:00~24:00です。

目安の理由は「大学生はもう大人」だからです。

大学生は18歳以上、つまり大人です。

大人に門限をつける必要はないのですが、実家暮らしをしている場合は「この時間までに帰らないなら連絡をする」くらいの目安として設定しておけばよいです。

 

③門限を破った場合の対応

門限とは設定しても子供に破られるものです。

最後に門限が破られた場合の対応方法を説明します。

 

対応の手順は「連絡→確認→後処理」です。

 

連絡とは「子供に連絡する」ことです。

子供がスマホを所持している場合は直接連絡してしまいましょう。

スマホを所持していない場合は、出かけ先に連絡をとりましょう。

 

確認とは「"なぜ遅れているのか"と"いつ帰宅できるのか"を確認する」ことです。

まずは遅れた理由を確認することが大切です。帰宅が遅れているのには何かしらの理由があります。

また、帰宅時間を確認することで親自身も安心することができます。

この確認のタイミングで闇雲に怒ったりしてはいけません。冷静に状況を確認することが大切なので、言い合いをしてしまうと状況を確認する妨げになります。

 

後処理とは「門限を守るために指導する」ことです。

子供が遅れてしまった理由から、次回以降は同じ理由で門限を破ることがないように指導します。

「もっと遊んでいたかった」などの理由に対しては「夜は危ないから早く帰らないといけないと説明する」などの対処方法によって子供が門限をしっかり守るように説得しましょう。

 

④まとめ

この記事のポイントを以下にまとめます。

・子供の安全のために門限は必要

・子供の年齢によって適切な門限を設定する

・門限が破られたら門限を守るように説得する

 

子供にとって門限は大切です。

しかし、無理やり門限を押し付けても反感を買います。

適切な形で門限を提供することによって、子供に門限を守ってもらえるようにしましょう。

 

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。