子供の将来の夢との付き合い方は大人になっても影響を与える? 小学生編
今回の概要
こんにちは。親子の助っ人です。
(親子の助っ人の自己紹介についてはこちらから↓
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今回は
・小学生の子供が持つ夢との付き合い方
を書いていきます。
時に、小学生は親からしたら現実的でない夢を語ったりするものです。
僕の小学生の頃の夢はプロ野球選手でした。親にこの夢を話すたびに「なれるはずがないでしょ」「現実を見なさい」と否定されてきました。
読者の皆さんは、お子さんの夢に対してどのように反応しますか?この反応次第では、子供の今後の成長に大きな影響を及ぼします。
そして、この子供の将来の夢との付き合い方を度々PCRコンサルティングでも相談を受けております。
NGな反応とその理由、推奨したい反応、そしてそれぞれがどのような影響を及ぼすのかを、私自身の小学生時代を振り返りながら、及びPCRコンサルティングでの経験に基づきながら記事にしました。
全否定は絶対にNG!
自己否定感と親への不信感を募らせてしまう
上述のプロ野球選手という夢を引き合いに出してお話をすれば、確かに年長者である親は、その夢を叶えることが如何に難しいか、その難易度の高さを認識した上で「あなたになれるはずがない」「現実をみなさい」といった意見をしているのだと思います。
実際僕はプロ野球選手になれませんでしたし、共に野球をしていた同級生もドラフト候補に挙がるのが最上位でしたので、ごく一握りのしか果たせない夢だと実感しています。
しかし、小学生という人格形成が終わっていない時期に、可能性を真っ向から全否定してしまうと今後の様々な可能性を潰してしまう可能性があります。
自分の最も身近で影響力のある親から可能性を全否定されることにより、何かに挑戦しようとしたときや、夢を持ちかけているときに自分の可能性に自ら蓋をして選択肢を潰してしまったり、「自分には無理だと」困難を避けたり、逃げてしまったりしまいます。
このような考えが身についてしまうと、就職にあたって何をしたいか、どうなりたいか、どの会社に入りたいかを考える際にも、「自分には無理ではないか」という考えが先に来て選択肢を狭めてしまう事に繋がります。
慶應大学在学時に、「やりたいことがない」「ここいきたいけど、自分には無理だから」と事ある毎に口にしていた友人らに話を聞いた際に、過去に親から夢や可能性を否定されていた経験があったため、小学生時の人格形成は大人になっても尾を引くものだということができると思います。
また、人格否定をされた子供は親を否定しようとするようになることもあります。
僕の場合、母親に夢を否定され続けていました。「あなたには無理だから、夢見てないで勉強しなさい」と言われていましたが、自分の可能性を否定されたからか、「あんた大した大学出ていないんだから偉そうに言うなよ」と反抗的に親を否定しようとしていました。
また、否定され続けた結果、自分の憧れとしてのプロ野球選手から、親を否定するためのプロ野球選手へと夢の意味合いに変化が出始め、楽しくやっていたはずの野球が小学生とは思えない結果主義となり、オーバーワークへと繋がり、後の成長期での大けがと繋がっていきました。
思い返してみれば、親を見返すための野球をしていた小6以降はしんどさの方が遥かに大きかったです。
親による人格や可能性の否定は、親子間の歪みを生み、子供の純粋な成長や今後の可能性を奪いかねないということです。
では、小学生の将来の夢に対してどのように反応したら良いのでしょうか?
以下で見ていきます。
子供の可能性を広げる接し方とは?
目標達成に前向きな言葉をかけ続ける
いたってシンプルです。
「あなたなら出来ると思うよ」と信じてあげることで、子供は自分の可能性を信じることが出来るようになります。
その上で、「夢を叶えるためには、何をしたら良いと思う?」であったり、「父/母に出来ることは何かある?」といった夢を叶えるうえで、必要なことを考えさせるような言葉をかけてあげましょう。
将来の夢に限らず、目標達成の為に過程を考える習慣や取り組み方は大人になっても役に立ちます。そして、熱中できる事でこそ、それらを早く濃く身に着けることができるのです。
好きなことで身に着けた、目標達成への取り組み方は、例え夢が叶わなかったとしても後々大いに生かすことができます。
僕の基本的な物事への取り組み方の基礎は、小学生時代に野球が大好きだったころに身に着いたものです。「どうしたらレギュラーになれるのか?」「どうしたら四番打者になれるのか?」これらを考え、取り組んだことで受験勉強であったり、様々な活動に活かすことが出来ました。
前向きに応援してあげることで、今後の可能性を広げるだけでなく、様々なことでもうく票を達成する力を身に着ける後押しとなるのです。
まとめ
夢が叶うことは何より喜ばしいことですが、例え叶わなくとも本気で熱中できることに打ち込み、何をすべきか自発的に取り組む習慣を身に着けることを後押ししてあげるのは親の大きな役割かと思います。
夢が叶うか叶わないか、だけでなくもっと大きな視座でお子さんと接してみては如何でしょうか。
もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。
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