親子お悩みブログ

親子の悩みについて、子供目線で語ります。

大学受験を見据えた志望校や進学先の決め方 高校受験編

志望校や進学先の決め方について 高校受験編

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

(親子の助っ人の自己紹介についてはこちらから↓

https://parentchild.hatenablog.com/entry/oyakononayami/consulting

 

大学受験を見据えて高校受験をするお子さんを持つ親御さんからの質問を多々受ける中で、よくあるものをピックアップし、我々の意見と共にまとめました。

初めに断っておきますが、この問題にAかBという間違いない答えは存在しないと思っています。一人一人性格や考え方が違う以上は、その人にとってどちらが正解に近い答えなのか、という話になります。

 

よく受ける質問に関して、○○なお子さんであるならばA、××なお子さんであるならばBといった書き方を意識してまとめていますので、読者の皆さんのお子さんにはどちらが当てはまるのかという見方をして頂けたらと思います。

 

共学か男子校/女子高か

共学か否かは勉強することとは別個の問題です

共学に行くと彼女/彼氏を作ってしまい、勉強をしなくなるのではないかというご相談を度々受けます。

 

結局、どこにいっても彼女/彼氏を作る人は作ります。

 

確かに共学の方が男女の接点が多いことは間違いないです。しかし、普段男女の接点のない男子校/女子高の人は、文化祭やナンパ、塾に行っていれば塾の異性の友達などを捕まえるものです。

勿論これは全員が、ということではありません。しかし、共学でも男子校/女子高でも彼女/彼氏を作る人は作ります。母校である慶應大学の男子校/女子高出身者の友人にも、高校時代彼女/彼氏がいた人は多いです。

 

共学に行けば勉強しなくなって、男子校や女子高に行けば勉強をするというものではなく、共学か否かは勉強とは全く別個な問題になります。

 

遠方の進学校か近所の高くないレベルの学校か

お子さんのタイプを加味して考えましょう

これは私も実際に悩んだ問題です。私と友人の例を使って説明いたします。

私の場合は千葉県の進学校に合格していましたが、その学校は自宅から一時間以上掛かる場所にありました。しかし私は当時とにかく朝が苦手で、自宅から一駅の中学にも遅刻せずに行くのに四苦八苦している状態でした。

そこで私は、徒歩10分弱にある近所の学校を受け直して、偏差値では劣りますがそちらに進学しました。両親は大学受験を考えて反対していました。読者の皆さんも同様な考えをされるでしょう。

 

しかし、次に私の友人の例を見てみましょう。

彼は私同様に朝が苦手でしたが、一時間以上かかる学校に進学しました。結果、朝が辛く学校に行くのがしんどくなり、一年の二学期を終える頃に退学してしまいました。

 

これを「甘えてる」と斬り捨てることは簡単ですが、いざ自分のお子さんが同じような状況になったらどうでしょうか。甘いかどうかで簡単に片付く問題ではないはずです。

恐らく私も遠方の学校に入学していれば、退学をしていたか、退学はしていなくとも通学で疲れ果て勉強をする気にはならなかったでしょう。それでは良い学校に行っても本末転倒です。

 

朝が著しく苦手であったり、中学で遅刻が多いお子さんを持つ親御さんにはこの辺も踏まえて判断いただけたらと思います。

 

塾不要と謳う学校を信じるか否か

自立していて、自発的に勉強できる子のみ可

 中途半端な偏差値の学校ほど、「塾は不要です。学内の勉強で十分です。」といった謳い文句を使います。

これは先生に言われたことを十二分にこなすことができる生徒のみに当てはまると考えています。しかし、そのような人は高い偏差値の高校に進学することが多いので、このような謳い文句を使う学校には少ないのが実情です。特殊な事情で迷い込んでしまった場合くらいでしょう。

 

実際、私の学校でも目ぼしい大学へ進学した生徒の9割以上は塾に行っていました。

お子さんの勉強意欲に強い信頼を持つ方以外は、この謳い文句は信用すべきではありません。

「塾代が浮く」なんて思って入学させても、本気で大学受験をするならば結局は塾に行く生徒が大半です。

 

まとめ

今回は大学受験を見据えた高校の選び方をテーマに書いていました。

これ!という絶対的な答えがなく、人に依ることが凄く多いため、お子さんがどのようなタイプなのかを分析した上で情報取集することがとても大切です。

 

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