いつから子供にスマホを持たせる?注意点とおすすめの対処方法
今回の記事では子供のスマホについて説明します。
みなさんの子供はスマホをお持ちでしょうか。
現代社会において、スマホは生活必需品と言っても過言ではありません。
社会人の大多数がスマホを所持しています。
だからこそ、子供にどのタイミングでスマホを買い与えるのかは親にとっては大きな問題です。
子供にスマホを与えるにあたって、親がどうするべきかのポイントを説明していきます。
①子供のスマホ所持率は?
まずはじめに子供たちのスマホ所持率を確認します。
小学生:3割~4割
中学生:6割~8割
第4章 子どものスマホ・ケータイ利用|2018年版|モバイル社会白書Web版|NTTドコモ モバイル社会研究所
多くの子供がスマホを所持していることがわかります。
データにはないですが、高校に関しては、ほとんど全員がスマホを所持している状況です。
近年のデジタル化が顕著に表れている数値です。
そのため、親が子供にスマホを与えるかどうかを検討する時は、自分たちが子供だった時代と比較するのではなく、現代の多くの子供がスマホを所持している状況も考慮に入れるべきです。
②いつから子供にスマホを持たせるべきか
結論から言うと、
「高校生にはスマホを持たせてよい。
小学生と中学生は必要性が明確であれば持たせてよい。」
です。
まず高校生に関しては、
現代高校生にスマホ無しの生活は厳しいです。
友達のほぼ全員がスマホを持っている状態。
クラスや友達同士の連絡はライングループが前提。
SNSでの形成される友人関係。
現代高校生の生活はスマホと共にあります。
スマホを持っていない高校生はかなり特殊な友人関係を作らないといけなくなります。
(それが悪いとは言いませんが…)
現代のほとんどの高校生がスマホを所持していることを考慮すると、
高校生にスマホを持たせる選択は間違っていないです。
小学生と中学生に関しては、
スマホを持ってる子供と持っていない子供が両方いるので悩ましいところです。
スマホを持たせるかどうかのポイントは、
「スマホが必要な正当な理由があるかどうか」
です。
ここでの理由は「ゲームがしたい」や「動画が見たい」ではダメです。
子どもの生活パターンを考えると、スマホを持たせた方が良い場合があります。
習い事や塾の関係で、子供一人で外を出歩いていることが多ければ、安全のためにスマホを持たせるのは正当な理由です。
また、子供の友人が全員スマホを持っているような環境の場合、友人関係の構築などの面から、早めにスマホを与えるのも正当な理由になりえます。
小学生・中学生の子供がスマホを欲しがった時は、一度子供の生活環境を整理してください。
本当に必要な理由があると思えたら、子供にスマホを買ってあげましょう。
③スマホのデメリットと対処方法
子供のスマホ所持のデメリットと、デメリットへの対処方法を説明します。
今回はスマホを与えた子供に頻発する2つのデメリットを紹介します。
1つ目のデメリットは「スマホ依存」です。
近年問題になっていますが、スマホ依存の人数は大人でも伸び続けています。
子どもに何も制限を与えずにスマホを与えた場合、子供は永遠にスマホをいじってしまいます。
対処方法としては「使用時間のルール」を決めることです。
子供にきちんと使用時間を決めさせて、守らせます。
このルールはスマホを買い与える前に決めましょう。
先にスマホを与えてしまうと、ルールをいい加減に扱うからです。
きちんルールを決めて、きちんと守らせることが大事です。
もしルールを破った場合は、スマホの設定で使用時間を制限することもできるので、強制的にでも守らせた方がよいです。
一度ルールを破ったことを放置すると、なし崩し的にルールをどんどん破るようになります。
2つめのデメリットは「スマホ犯罪へ巻き込まれる危険性」です。
子供がスマホを経由して犯罪に巻き込まれるケースが増えています。
子供は犯罪リスクなどを判断できないため、親が監視する必要があります。
対照方法としては「フィルタリング設定をすること」です。
フィルタリングを利用することで子供が利用する機能を制限することができます。
子供と連絡をとることを目的でスマホを持たせる場合は、ネットサーフィンをできるようにする必要がないので、フィルタリングでネット検索を制限するなどの対処ができます。
フィルタリング設定も子供にスマホを与える前に、親がきちんと設定をしましょう。
④まとめ
最後に記事のポイントを以下にまとめます。
・高校生にはスマホを持たせてよい
・小学生と中学生は必要性の理由を確認してから
・使用ルールとフィルタリングをきちんと設定する
以上の内容を考慮することで、子供にで適切なタイミングで、安全にスマホを持たせることができます。
記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。