親子お悩みブログ

親子の悩みについて、子供目線で語ります。

本ブログの自己紹介と、500人超の実績を持つ親子の助っ人について

本ブログについて

自己紹介と使い方

初めまして。

私たちは"親子の助っ人"という親子の悩み、問題解決の達人です。

 

これまで様々なお悩みを解決してきましたが、益々多くの人に親子の助っ人を知って頂き、お悩みを抱えている親御さん方の一助になれたらとブログ活動を始めました。

 

現在15名で構成されている親子の助っ人各メンバーが、これまでにそれぞれが扱ってきたコンサルティングの内容や、各メンバーの実体験及びそれ対する考察を、我々がこれまでに培ってきたノウハウや考え方を交えながら記事にまとめています。

ご自身の立場に置き換えて、参考にして頂けらと思います。

 

親子の助っ人とは?

親子の助っ人について

前述の通り、親子の悩み、問題解決の達人になります。

 

私たちは慶應義塾大学在学時より、対面によるコンサルティングを7年間行ってきました。

扱ってきた分野は勉強、習い事、部活、友人関係、進路、夢への挑戦など多岐に渡り、

そのコンサルティングの人数は500を超えています。

 

現在15名の各メンバーが過去に親子関係に悩み、幾度となく親と大きく衝突しながらも自力で解決した経験を持ちます。このようなメンバーが集い、少しづつではありますが着実に成長を続けてきたサービスとなります。

 

これまでは知人や、紹介があった方に対してのみの対面コンサルティングを行ってきましたが、数的限界があり、より多くの方の問題解決のためWebを通じたコンサルティングを先日開始致しました。

親子の助っ人の成り立ち

慶應大学在学時、後にPCR consultingを立ち上げる事となる友人らと、生い立ちから小中高時代について話す機会がありました。

 

育った環境や境遇も異なり、親との関係性も当然ながら私とその友人達では大きく異なっていました。子供の数だけ親があり、親子関係や抱える悩みも十人十色であることを再認識したこと、親との関係を一度は崩しかけながらも良好なものへと建て直した経験を持つ私達は、子供目線と親目線双方を踏まえた意見を出すことが出来るのではと考えた事が立ち上げのきっかけです。

 

まずは友人、知人に親子関係の悩み等を聞いて回り解決策を考えながら、身近な親御さんとお話をする中で提案を行うことに始まりました。

二年ほど経った頃、有り難いことに徐々に成果が出始め、口コミで紹介を受ける機会が増え始めました。一年に70人前後の紹介を受けることとなり、コンサルティング規模を拡大し、今に至ります。

ブログ活動、親子の助っ人 Webサービスを通じて益々多くの方の役に立つことが今後の目標です。

 

親子の助っ人の強み

親、子双方の立場を考えられることにあります。

子供はこうしたい、でも親はこうしてほしい、この平行線を解決し、親子双方が受け入れられる案を、受け入れてもらえるように伝えることに長けています。

 

親は子供の事を思って接し、故に時には厳しいことを言うこともあると思いますが、子がその真意を汲み取ってくれないことは少なくないと思います。そこで、私たちは「このような言葉をかけてはどうですか。」「こんな風に接してみては如何でしょうか。」と子供目線で受け入れてくれるやり方を提案します。

これは、慶應義塾大学の学生350人に対して行い89%から支持を得た我々独自の調査に基づいています。

 

本ブログの今後について

これまで私たちがを問題解決をしてきた多くの親御さん方から感謝の言葉を頂き、このサービスに強い誇りとやりがいを感じています。

今後このブログでは、過去に行ってきた問題解決のサンプルや私たちの過去の経験を実例として出し、多くの方の参考にして頂きたく思っております。

 

これまで直接親御さんとやり取りをさせて頂いていた為、ブログだけでは曖昧であったり、伝わり切らないことがあるかもしれません。そんな時には親子の助っ人 Webサービスからご連絡を頂けましたら私共が責任を持って対応させて頂きます。

まずはお気軽な質問からでも構いません。

 

親子の助っ人 Webサービスはこちらから↓

https://parent-relationship.herokuapp.com/users/entry

 

今後とも末永くお付き合い頂けたら幸いでございます。

考える力を育んで子供の夢を叶える話

タイトル

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

(親子の助っ人の自己紹介についてはこちらから↓

https://parentchild.hatenablog.com/entry/oyakononayami/consulting

 

今回は

・考える力の大切さ

・その力を幼いころから身に着けるにはどのように接すべきか

 

の二点を書いていきます。

 

偶然かもしれませんが、僕の周りには自分の夢を叶えてきた人が多いです。

甲子園に出る、サッカー選手になる、医者になる、官僚になる、芸能界で活躍する、この様な人が幼馴染に多数いました。

 

幼いころから知っているからこそ、彼らの小中高時代を見てきたからこそ、その取り組み方も身近で見ることが出来ました。

当時はぼんやりと「意識が高いな」くらいに捉えていましたが、今振り返ってみると、その時々で自分がやるべきことを把握し、目的意識を持って取り組んでいました。

 

目標の大小はあれど、考える力を身に着けることはその目標を叶える上で必ず役に立つと思います。この力は後天的に身に着けることができるものです。何かきっかけがあれば、年を重ねてから身に着ける機会があるかもしれませんが、そのきっかけがない人も勿論います。

また、幼いころから考える力があるほうが後天的に身に着けていては叶えられなかった目標や夢を叶えることが出来る事もあるはずです。

 

目標を達成してきた人、夢を叶えてきた人は考える力を持っている

自分が今何をすべきか知っている

イチロー選手は、小学生の頃からプロ野球選手になることを意識して、毎日バッティングセンターに通い、打つ球の速さや、使うバットもプロになることを意識したものだったと言います。

 

僕の幼馴染で甲子園に行った人、サーッカー選手になった人も同様に幼いころから高い意識を持っていました。学校が終われば、すぐに自主練に行っていましたし、中学に上がりたての頃から進学する高校に意識を置いていました。

そのビジョンを達成するために今何をすべきかを考えて日々を過ごしていたんだと、僕が気付いたのは高校入学以降です。

 

その後、他の幼馴染たちも医者や官僚になったり、芸能界で活躍するようになり、今話を聞くと、当たり前のように自分で考える力を持っています。

 

考える力を持っていても運に妨げられて夢を叶えられない人もいるかもしれませんが、夢を叶えてきた人の多くは、考える力を持っていると考えられます。

 

その力を幼いころから育んであげるには、どのように接したら良いのかを以下で説明していきます。

 

考える力を身に着けさせる3つのPOINT

何故を質問する

「何故?」を意識して聞いてみましょう。

この問いに答えるには、必然的に考えることを求められます。そして、考えたことを言葉に直すことは漠然とした曖昧な考えではできず、考えをクリアーにする必要が出てきます。

 

この思考と、表現の繰り返しによって考える力が身に着きます。

選択させる

小学生、中学生のお子さんに対して頭ごなしに意見して、言われるがままに行動をする環境を作ってはいませんか?

 

言われるがままに行動する、これは思考停止です。自分で考える力は微塵も身に付きません。

親からは選択肢を与えてあげましょう。その上で、どうするかを考えさせるのです。そして、結論に至ったのであれば、その思考のプロセスと結論の根拠を聞いてあげましょう。

 

人生が選択の連続である以上、この習慣は将来役に立つはずです。

目的意識を持たせる

ただ漠然と何かをしているのではなくて、「なんのために?」を意識させましょう。

自分の目標に対して、逆算をしてその時々でやるべきことを考えることが必要です。

 

ただ言われたからやる、ではなくて、自分には今これが必要だからやる、といった意識を持たせることが大切です。

その結果、もし他の人と違う行動になってもそれは肯定してあげましょう。みんながみんな同じタイミングで、同じ行動をしなければいけない方が不自然です。ただやりたくない、という理由では他と違うことは認められるべきではないですが、それが考えた結果である以上は認めてあげましょう。

今回のまとめ

勉強でもスポーツでも、その他どんなことであれ目標を達成する人たちは考える力を持っています。

幼いころから親が、その力を育む接し方をすることで、その子の今後は大きく変わってくるはずです。

 

もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。

 

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会話が皆無だった親子が劇的に会話を増やした3つのPOINT

会話が皆無だった親子が劇的に会話を増やした3つのPOINT

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

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今回は

・家庭内での会話の重要性

・親子の会話における3つのPOINT

・親子の会話が皆無だった僕が、会話が劇的に増えた話

 

の二点を書いていきます。

 

僕自身は親子での会話が少ない時期、会話が多い時期の二つを経験してきました。

勉強勉強と言われていた中高時代は会話が少なく、大学入学以降は会話が増えていきましたが、そこには親の変化がありました。

 

上記二点を書いた後に、僕の実例を交えながら話を整理していこうと思います。

 

 

親子の会話の重要性

家庭内の会話と精神的な安らぎには関連性がある

家族のつながりは、様々な行動から形成されますが、中でも親子間の会話は非常に大きな役割を果たしています。

 

内閣府の調査によると、「親子間で会話が十分にできている人」は「精神的な安らぎを得ている比率」が極めて高いという結果が出されています。

一方で、親子間での会話の少ない人は、精神的な安らぎを得ている比率が低いとの結果も出ています。

勿論、勿論会話の他にも原因があるとは思われますが、この相関関係は意識した上で生活をすべきです。

 

言語力や社会性に大きな影響を及ぼす

アメリカの精神科医の研究で、親子の相互的な会話数を図ったところ、相互的な親子の会話が多いほどに、言語力や社会性が高いとの結果が出ています。

 

脳内の言語や社会性を司る部分が活性化し発達することが要因のようです。

ここで大事なのは、一方的に言葉を浴びせるのではなく、親子で相互に会話のやり取りをすることです。

 

親子の会話における3つのPOINT

子供に話すことを強要するのではなく、親自ら自分の話をする

「作用・反作用の法則」という法則をご存知ですか?

自分が加えた力と同じ力が反対方向に働くという法則です。例えば、誰から「あなたのこと嫌い」と言われれば、その人の事が嫌いになり、逆に好意を示されれば、それまで気に食わなかった人でも受け入れようと思えるのではないでしょうか。

 

同様の事が、今回のケースでも当てはまります。

「学校であったことを話しなさい」などと強く言えば、反作用が働き、同じくらい強い気持ちで「話したくない」という結果を生んでしまいます。

 

そうではなくて、親の方から「今日こんなことあってね」と話しかけてみて下さい。初めは煙たがられることもあるかもしれませんが、しばらく続けていれば子供の方から自分の事を話してくれるようになるはずです。

いいね!を言ってあげる

近年、SNSYoutube等で「いいね!」機能が良く見受けられます。

この様な媒体に限らず、人間というのは承認欲求があり、肯定されたり、同意されたりすることを本能的に求めています。

 

勿論、叱るべき所は叱るべきですが、認めてあげたり同意をしてあげることで、話してくれる機会は増えるはずです。

 

話を遮らない

大人でもそうですが、話を遮られると話をする気が無くなります。これは、子供でも同じです。

 

例えば、子供が話をしてくれている時に、「ところで、宿題は終わったの?」「そんなこと言ってないで勉強しなさい」といった類の言葉を掛けてはいませんか?

こんな風に話を遮られては、子供は話したくなくなります。

 

また、遮ることはしていなくとも、上の空であったり、別の事を考えていたりするのもNGです。

反応を見れば、話しに集中してくれていないことは子供でも分かるものです。幼いころは、それでも何度も話掛けてくれるかもしれませんが、小学校高学年や中学生にもなれば、流されていることに気付き、話をしてくれなくなることもあります。

 

 

会話のやり取りが皆無だった親子が話すようになった話

この記事の執筆者である僕自身の話で恐縮ですが、前述した通り中高時代は全く相互的な会話がなかったのですが、大学入学以降会話が非常に増えました。

 

中高時代は、常に「勉強しなさい」と言われ続け、僕から話しかけても「そんなことよりも勉強はどう?」といった風に同意も承認も得られず、話を遮られ話す気力がなくなり、こちらも話を全て受け流すようになりました。

上述した3つのPOINTの、二番目、三番目に背いた会話をしていたことになります。

 

一方で、大学入学以降は親に変化がみられ、親から話しかけてくれることが増え、僕が何かを言うと「あなたならできるかもね」と僕を認めてくれる発言が増えていきました。すると僕も話すのが楽しくなり、相互的なやり取りが増えていった記憶があります。

 

当時は、話す機会が増えたな、というくらいにしか考えていませんでしたが、今振り返ってみると、3つのPOINTに沿った結果が必然的に生まれていたことが分かります。

親に当時の話を聞いてみると、中高時代は僕の成績が悪かった為に勉強のことで頭がいっぱいになっていたそうです。だから、ついつい話をそらして勉強について言及してしまったとのこと。

 

ここから皆さんに伝えたいことは、別の悩みの種があったとしても、それは別の機会に伝えるとして、その会話中にはぐっとこらえて、その会話に集中してあげましょう。すると、親子間での会話は増えていくはずです。

 

そして、会話が増えた僕が実感したことは、家での安らぎを感じたということです。

中高時代は会話もなく過ごしていた為、どこか気持ちが安らがないというか、食事も早く住ませて自室に帰りたかったし、同じ空間にいるのがしんどかったです。

しかし、会話が増えると一緒にいることが楽しく、その時間が気持ちの安定や、ストレスの開放になっていました。

 

まとめ

親子の会話は子供に精神的にも、その社会性にも影響を与えます。

しかし、普段の何気ない会話の中で、 会話の機会を奪うような発言をしていないか気を付けて、3つのPOINTを意識して会話を増やしていきたいですね。

 

もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。

 

 

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子供の将来の夢との付き合い方は大人になっても影響を与える? 小学生編

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

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今回は

・小学生の子供が持つ夢との付き合い方

 

を書いていきます。

 

時に、小学生は親からしたら現実的でない夢を語ったりするものです。

僕の小学生の頃の夢はプロ野球選手でした。親にこの夢を話すたびに「なれるはずがないでしょ」「現実を見なさい」と否定されてきました。

 

読者の皆さんは、お子さんの夢に対してどのように反応しますか?この反応次第では、子供の今後の成長に大きな影響を及ぼします

そして、この子供の将来の夢との付き合い方を度々PCRコンサルティングでも相談を受けております。

 

NGな反応とその理由、推奨したい反応、そしてそれぞれがどのような影響を及ぼすのかを、私自身の小学生時代を振り返りながら、及びPCRコンサルティングでの経験に基づきながら記事にしました。

 

全否定は絶対にNG!

自己否定感と親への不信感を募らせてしまう

上述のプロ野球選手という夢を引き合いに出してお話をすれば、確かに年長者である親は、その夢を叶えることが如何に難しいか、その難易度の高さを認識した上で「あなたになれるはずがない」「現実をみなさい」といった意見をしているのだと思います。

実際僕はプロ野球選手になれませんでしたし、共に野球をしていた同級生もドラフト候補に挙がるのが最上位でしたので、ごく一握りのしか果たせない夢だと実感しています。

 

しかし、小学生という人格形成が終わっていない時期に、可能性を真っ向から全否定してしまうと今後の様々な可能性を潰してしまう可能性があります。

自分の最も身近で影響力のある親から可能性を全否定されることにより、何かに挑戦しようとしたときや、夢を持ちかけているときに自分の可能性に自ら蓋をして選択肢を潰してしまったり、「自分には無理だと」困難を避けたり、逃げてしまったりしまいます。

 

このような考えが身についてしまうと、就職にあたって何をしたいか、どうなりたいか、どの会社に入りたいかを考える際にも、「自分には無理ではないか」という考えが先に来て選択肢を狭めてしまう事に繋がります。

慶應大学在学時に、「やりたいことがない」「ここいきたいけど、自分には無理だから」と事ある毎に口にしていた友人らに話を聞いた際に、過去に親から夢や可能性を否定されていた経験があったため、小学生時の人格形成は大人になっても尾を引くものだということができると思います。

 

また、人格否定をされた子供は親を否定しようとするようになることもあります。

僕の場合、母親に夢を否定され続けていました。「あなたには無理だから、夢見てないで勉強しなさい」と言われていましたが、自分の可能性を否定されたからか、「あんた大した大学出ていないんだから偉そうに言うなよ」と反抗的に親を否定しようとしていました。

また、否定され続けた結果、自分の憧れとしてのプロ野球選手から、親を否定するためのプロ野球選手へと夢の意味合いに変化が出始め、楽しくやっていたはずの野球が小学生とは思えない結果主義となり、オーバーワークへと繋がり、後の成長期での大けがと繋がっていきました。

 

思い返してみれば、親を見返すための野球をしていた小6以降はしんどさの方が遥かに大きかったです。

親による人格や可能性の否定は、親子間の歪みを生み、子供の純粋な成長や今後の可能性を奪いかねないということです。

 

では、小学生の将来の夢に対してどのように反応したら良いのでしょうか?

以下で見ていきます。

 

子供の可能性を広げる接し方とは?

目標達成に前向きな言葉をかけ続ける

いたってシンプルです。

「あなたなら出来ると思うよ」と信じてあげることで、子供は自分の可能性を信じることが出来るようになります。

その上で、「夢を叶えるためには、何をしたら良いと思う?」であったり、「父/母に出来ることは何かある?」といった夢を叶えるうえで、必要なことを考えさせるような言葉をかけてあげましょう。

 

将来の夢に限らず、目標達成の為に過程を考える習慣や取り組み方は大人になっても役に立ちます。そして、熱中できる事でこそ、それらを早く濃く身に着けることができるのです。

 

好きなことで身に着けた、目標達成への取り組み方は、例え夢が叶わなかったとしても後々大いに生かすことができます。

僕の基本的な物事への取り組み方の基礎は、小学生時代に野球が大好きだったころに身に着いたものです。「どうしたらレギュラーになれるのか?」「どうしたら四番打者になれるのか?」これらを考え、取り組んだことで受験勉強であったり、様々な活動に活かすことが出来ました。

 

前向きに応援してあげることで、今後の可能性を広げるだけでなく、様々なことでもうく票を達成する力を身に着ける後押しとなるのです。

 

まとめ

夢が叶うことは何より喜ばしいことですが、例え叶わなくとも本気で熱中できることに打ち込み、何をすべきか自発的に取り組む習慣を身に着けることを後押ししてあげるのは親の大きな役割かと思います。

 

夢が叶うか叶わないか、だけでなくもっと大きな視座でお子さんと接してみては如何でしょうか。

 

もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。

 

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あなたの叱り方は子供をダメにしているかもしれない、、、

あなたの叱り方は子供をダメにしていませんか? 

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

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今回は

・叱り方一つで子供を伸ばすことも、ダメにすることもある

・子供をダメにする叱り方について

・子供を伸ばす叱り方について

・叱った後のフォローについて

 

 この四点について書いていきます。

 

育ち方が多種多様であるように、どのように叱られて育ったのかも人それぞれです。

しかし、その叱り方一つで子供の将来に影響を与えます。僕らPCRメンバーも、様々な叱られ方をしてきましたが、そこから導き出せる理想とする叱り方があります。

 

また、大学在学時に、そしてその後のコンサルティングの経験から、良い叱り方と悪い叱り方を明確に区別することが出来るようになりました。

その知見を共有できたらと思います。

 

叱り方の重要性とは?

 叱る意義とは?

なぜ、親は子供を叱るのでしょうか?

その意義は大きく以下の三つと考えています。

 

①悪い行動をしないように抑制する

②望ましい行動に変えるように促進する

③最も望ましい行動を自分で考えられるようにする

 

この三点を果たせない叱り方は、適切な叱り方とは言えないと思います。

 

その上で、何故叱り方が大切なのかを考えてみましょう。以下で説明します。

 

叱り方の重要性

親が怒鳴り散らしたり、手を出して叱っていては子供の悪い行動の抑制にはなるかもしれませんが、子供はその恐怖故に行動を控えるので、自ら考え、行動することを避けるようになる、つまりその点において消極的になります

 

それでは、前述の叱る意義の②、③は達成されません。また、その消極性は様々な場面で見られるようになってしまいます。

「~をしたら、怒られるかもしれない」、「~を言って、指摘をされたら怖いな」など、大人になってもその習性は染みついたままになってしまいます。

 

自ら考え、行動できる人間へと成長してもらうためには叱り方が極めて重要なのです。

 

悪い叱り方をしている人は改めて、良い叱り方をするように心がけてあげて下さい。

悪い叱り方、良い叱り方を以下にまとめていきますので、一緒に見ていきましょう。

 

悪い叱り方

 人格、存在を否定する言い方をする

「あなたは本当にダメな子ね」「もっとちゃんとした子なら良かったのに」といった言葉をぶつけていませんか?

 

この様な言葉をぶつけられたらどう思うでしょうか?自信を無くしてしまいます。

そして、「自分はダメな子」なんだと思い込むようになり、今後経験する様々なことに対して「自分なんかじゃ」と考えるようになってしまいます

 

ここにはバカ、アホといった言葉も含まれます。言われ続ければ、自分はバカなんだと自信喪失し、思考が停止して今います。今後の成長の糧には一切なりません。

 

 

手を出す

カっとなって手を出すのは、叱るとは言え絶対に避けたい行動です。

やってはいけないことだとは認識するかもしれませんが、それ以上の成長が見込まれません。それどころか、何かすれば再び手を出されるのではないかと物事に対して否定的な姿勢、消極的な姿勢になってしまいます。

 

また、手を出された記憶というのは年を重ねても中々消えることはありません。

成長のきっかけにならないどころか、忌々しい思い出として心に刻まれてしまいます。

 

勢いよく捲し立てる叱り方をする

叱る際に捲し立てると、その勢いだけがイメージとして植え付けられてしまいます。

結局何がいけなかったのか、という理由を理解してもらえません。

 

大人ですら、感情的に捲し立てて何かを言われれば一つ一つを完璧に理解するのは大変です。それは子供であれば当然もっと理解に苦しみます。

 

何がいけなかったのか、その理由が理解できないと、同じような間違いを二度、三度と繰り返してしまいますので、その理由を伝えるような話し方を意識したいところです。

 

では、どのような話し方をするべきか、それを後述していきます。

 

良い叱り方

叱る理由などアドバイスの様に叱る

Aはダメ、Bもダメ、Cもダメといったように禁止事項のみを伝える叱り方をしても子供は何をすべきか分からず困惑してしまいます。

 

「Aはダメ。なんでAはダメだと思う?」

のように、まずは理由を考えさせましょう。その後は、理解してもらえるようにその理由をちゃんと説明します。

 

それを理解してもらえたら

「Aがダメなら、何をしたら良いと思う?」

のように、禁止事項を伝えたうえで、何をすべきかを考えさせましょう。最後はその答えを教えてあげます。

 

ここで大事なのは、子供の答え自体は重要ではなくて、考えるプロセスや、叱られたことに対して腑に落としてもらうことです。

 

この繰り返しで、何がいけなかったのか、今後何をすべきなのかを考えられるようになります。

 

 

ゆっくりとした言い方で叱る

勢いよく捲し立てて叱るのが何故いけないのか、については前述したとおりです。

 

一語一語、相手に伝えることを意識して話してみて下さい。

勢いよく話されても、理解するのは難しいですし、そもそも聞く気が失せてしまう可能性もあります。

 

一つ一つ整理しながら、何が言いたいのかを考えさせる余裕を与えながら話してみて下さい。

それだけでも、受け手の感じ方、受け取り方は変わるはずです。

 

子供に共感、寄り添ったうえで叱る

いきなり頭ごなしに叱ることは避けましょう。

自分が子供の頃を思い返せば、そのように叱られると、何もわかってくれていない気がしていました。

 

まずは共感、寄り添ってあげましょう。

「辛かったんだね」

「イライラしていたんだね。」

 

このように寄り添ってから、でもね~、のように諭すように始めましょう。

正論をぶつけるだけでは、理解してくれない事でも、一旦寄り添って心を開いてもらえれば受け入れてくれます。

 

子供の存在を肯定しながら叱る

親は子の事を思って叱るはずです。

間違いに対して、それは間違い!とだけ言っていては、その真意は伝わりません。それどころか、自分の存在を否定されたと受け取る事すらあるかもしれません。

 

愛が無ければ、自分の労力を割いてまで怒らないはずです。

「あなたに、こうなってほしいから」

といったように、子供の事を大切に思っているからこそ叱っているんだということを伝えてあげましょう。

 

自分の存在を肯定してくれることは、子供でも大人でも前向きになれるはずです

自己肯定感というのは、物事の取り組み方や、今後の成長に大きな良い影響を与えてくれます。

 

叱った後の素敵なフォロー

叱った後こそ優しく接する

子供というのは、大人に怒られた後は大人の顔色を伺ってしまうものです。

僕自身も母に怒られた後、「まだ怒っているのかな」と顔色を伺っていました。

 

そんな時こそ、優しく、いつもより話しかけてあげましょう。

「もう怒っていないんだ」という、安心感から不要なストレスや恐怖感を与えずに済み、引きずらずに切り替えることができます。

 

改善された際には、すかさず褒める

親に褒められる、認められるというのは子供にとっては最高に嬉しいものです。

褒められると、もっと褒めてもらいたくなり今後の行動に反映されます。

 

怒られて改善したのに褒めてもらえないのでは、子供からしたら怒られただけに感じられます。

親に褒められるために改善するのは本質的ではないかもしれませんが、その繰り返しで何をすべきかが身についていくものです。

 

父、母どちらかはフォローに回ってあげる

父、母、常に両方から怒られていては子供はパンクしてしまいます。

どっちが叱るかは定める必要ありませんが、その都度叱っていない方がフォロー役に回ってあげるのが良いでしょう。

 

行動を顧みて反省し、改善させることが目的なはずですから、両親がそろって叱って恐怖を植え付けることは避けてあげましょう。子供にとってはショックが大きすぎますし、自分で色々考える余裕がなくなってしまい、思考停止に陥ってしまいます。

 

今回のまとめ

子供を叱る事の意義を見失わずに、適切に叱ることができるかで子供の将来の人格に影響を与えます。

 

つい感情的になってしまうことも分かりますが、ここは一つ大人として、子供の為に良い叱り方をしてあげて下さい。

 

もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。

 

 

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大学受験を見据えた志望校や進学先の決め方 高校受験編

志望校や進学先の決め方について 高校受験編

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

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大学受験を見据えて高校受験をするお子さんを持つ親御さんからの質問を多々受ける中で、よくあるものをピックアップし、我々の意見と共にまとめました。

初めに断っておきますが、この問題にAかBという間違いない答えは存在しないと思っています。一人一人性格や考え方が違う以上は、その人にとってどちらが正解に近い答えなのか、という話になります。

 

よく受ける質問に関して、○○なお子さんであるならばA、××なお子さんであるならばBといった書き方を意識してまとめていますので、読者の皆さんのお子さんにはどちらが当てはまるのかという見方をして頂けたらと思います。

 

共学か男子校/女子高か

共学か否かは勉強することとは別個の問題です

共学に行くと彼女/彼氏を作ってしまい、勉強をしなくなるのではないかというご相談を度々受けます。

 

結局、どこにいっても彼女/彼氏を作る人は作ります。

 

確かに共学の方が男女の接点が多いことは間違いないです。しかし、普段男女の接点のない男子校/女子高の人は、文化祭やナンパ、塾に行っていれば塾の異性の友達などを捕まえるものです。

勿論これは全員が、ということではありません。しかし、共学でも男子校/女子高でも彼女/彼氏を作る人は作ります。母校である慶應大学の男子校/女子高出身者の友人にも、高校時代彼女/彼氏がいた人は多いです。

 

共学に行けば勉強しなくなって、男子校や女子高に行けば勉強をするというものではなく、共学か否かは勉強とは全く別個な問題になります。

 

遠方の進学校か近所の高くないレベルの学校か

お子さんのタイプを加味して考えましょう

これは私も実際に悩んだ問題です。私と友人の例を使って説明いたします。

私の場合は千葉県の進学校に合格していましたが、その学校は自宅から一時間以上掛かる場所にありました。しかし私は当時とにかく朝が苦手で、自宅から一駅の中学にも遅刻せずに行くのに四苦八苦している状態でした。

そこで私は、徒歩10分弱にある近所の学校を受け直して、偏差値では劣りますがそちらに進学しました。両親は大学受験を考えて反対していました。読者の皆さんも同様な考えをされるでしょう。

 

しかし、次に私の友人の例を見てみましょう。

彼は私同様に朝が苦手でしたが、一時間以上かかる学校に進学しました。結果、朝が辛く学校に行くのがしんどくなり、一年の二学期を終える頃に退学してしまいました。

 

これを「甘えてる」と斬り捨てることは簡単ですが、いざ自分のお子さんが同じような状況になったらどうでしょうか。甘いかどうかで簡単に片付く問題ではないはずです。

恐らく私も遠方の学校に入学していれば、退学をしていたか、退学はしていなくとも通学で疲れ果て勉強をする気にはならなかったでしょう。それでは良い学校に行っても本末転倒です。

 

朝が著しく苦手であったり、中学で遅刻が多いお子さんを持つ親御さんにはこの辺も踏まえて判断いただけたらと思います。

 

塾不要と謳う学校を信じるか否か

自立していて、自発的に勉強できる子のみ可

 中途半端な偏差値の学校ほど、「塾は不要です。学内の勉強で十分です。」といった謳い文句を使います。

これは先生に言われたことを十二分にこなすことができる生徒のみに当てはまると考えています。しかし、そのような人は高い偏差値の高校に進学することが多いので、このような謳い文句を使う学校には少ないのが実情です。特殊な事情で迷い込んでしまった場合くらいでしょう。

 

実際、私の学校でも目ぼしい大学へ進学した生徒の9割以上は塾に行っていました。

お子さんの勉強意欲に強い信頼を持つ方以外は、この謳い文句は信用すべきではありません。

「塾代が浮く」なんて思って入学させても、本気で大学受験をするならば結局は塾に行く生徒が大半です。

 

まとめ

今回は大学受験を見据えた高校の選び方をテーマに書いていました。

これ!という絶対的な答えがなく、人に依ることが凄く多いため、お子さんがどのようなタイプなのかを分析した上で情報取集することがとても大切です。

 

私たちが運営する親子の助っ人 Webサービスでは、親御さんの話を聞いたうえで適したお答えをさせて頂いております。ご不明な点等ございました以下のURLから入って頂き、お問い合わせからお気軽にご連絡いただけたらお答えさせて頂きます。

 

親子の助っ人 Webサービスはこちらから↓

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中学生の子供が数分で素直に言うことを聞いてくれるようになった話

中学生の子供が1か月で素直に言うことを聞いてくれるようになった話

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

(親子の助っ人の自己紹介についてはこちらから↓

https://parentchild.hatenablog.com/entry/oyakononayami/consulting

 

今回は

①中学生の子供に親の言うことを聞かせるには、どうすべきか

②親子の助っ人によって、一か月で言うことを聞くようになった実例の紹介(

私たちは中学生のお子さんを持つ35人の親御さんに対してコンサルティングを行ってきました。その実例を一つ使ってより具体的に説明していきます。)

 

の二点を書いていきます。

 

中学生は反抗期の可能性も高く、それも踏まえて解決策を模索しなければなりません。

反抗期への対処法は別記事にまとめてありますので、そちらも併せてご覧になってください。

(そのリンク)

また、自立し始める年頃でもありますので私どもの経験としてはその分解決に時間が掛かる印象です。反抗期も自立も大人への成長の大切な過程ですので、手が掛かるとお考えになる事もあるかもしれませんが、温かく見守りつつ解決に努めましょう。

 

※読み進める中で、見出しだけをみると一見小学生編と被る印象を持たれるかもしれませんが、内容は中学生編に変更しております。

 

中学生の子供に話を聞いてもらうためにやるべき事とは?

①親としての意見、態度に一貫性を持つ。

 

発言に一貫性がないと、話の信頼度は低くなってしまいます。

中学生にもなると、その辺はしっかりと理解し、判断することができます。

 

大人が職場や友人関係で感じる不信感と同様の感覚を抱いてしまいます。そのような感覚は、積み重なると話を聞く耳を持たなくなってしまいます。

 

例えば、「~の件は信用してる/任せるね」と言ったのであれば、最後まで一貫した態度を持ってください。中途半端に「~の件どうなってる?」などと口を出せば、「信用するって言ったじゃん」と煙たがられてしまいます。

 

これが積み重なれば親の言うことなんていちいち聞いてられないと、心を閉ざしてしまうのです。

 

②大人扱いをして、「大人対大人」の関係構築を意識する。

 

中学生にもなると自我が芽生えます。

 親は「子供は親の言うことは聞いて当たり前」という感覚を持っているかもしれませんが、自我が芽生えると無条件には親の言うことは聞かなくなります。

 

自分はこう思っている、自分はこうしたい、というハッキリとした意見を持ち始めます。この際に、意見を押し付けているだけでは、子供は言うことは聞きませんし、子供の自立にも繋がりません。

 

まずは子供の意見に耳を傾けましょう。その上で、ただ親目線での意見を押し通すのではなくて、あくまで対等な目線で話をしましょう

話を聞いてくれなくなるNGな言動とは?

押しつけがましい言い方

 

「~のためを思って言っているんだから」といった言い方はしていませんか?

子の言われ方は子供は大変ストレスです。

 

この押しつけがましい言い方には2パターンあります。

①本当は親に都合が良いだけのことを押し付けるだけのパターン 

例えば、「早く~しなさい/したほうがいいよ」と言ったとします。~を早くしてくれた方が親に都合が良いから言っているにも関わらず、それをあたかも子供のためかのように言うのは、子供は嫌います。中学生ともなると、その真意にも気付いていますので、「大きなお世話だよ。本当は自分のためでしょ」と苛立ちを感じます。

 

②本当に子供の事をおもっているパターン

実際に親の都合ではなく、子の事を思っての発言もあるとは思います。

子の事を思う事は勿論大切なことですが、「~のためを思って言ってるんだから」といった言い方をすると、「別に僕/私がいいって言ってるんだから放っておいてよ」と逆に反発を食らうこともあります。

 

中学生にははっきりとした自我がありますので、このような言い方をしても、「はい、そうですか」とすんなりとはいかないのです。

②命令をする

 

中学生にもなると、なにをするか、しないかの判断を自分でするようになります。

 

単に命令だけしても鬱陶しいと思われるのみです。自分で判断するからこそ、そうしたい、そうしようと思わせる言い方、接し方、環境作りが大切になります。

 

例えば、自発的に何かしたのであれば、それをしっかり褒めてあげて、次は別の事で自発的に取り組むよう間接的に促したり、命令口調ではなく、「~してくれたら嬉しいな」といった言い方をすることをしたりするのが良いでしょう。

 

多感な時期になりますから、くれぐれも言い方には気を付けたいですね。

親子の助っ人での実例~中学生の男の子が1か月で言うことを聞くようになったのは何故?

その親御さんから受けた相談

中学二年生の息子さんを持つ方からのご相談でした。

相談内容は、口が酸っぱくなるほど部屋の掃除をしなさいと言っても一向にしてくれず、邪険に扱われるといったものでした。

 

 

 

実際に行ったコンサルティング内容は?

①まずは命令口調を辞めましょう

 

命令はされるほどに、言われた方は納得するはずもなく、やる気を失ってしまいます。逆に不快感を与え、キツく当たってくることも我々からしたら必然です。

 

ただ、何も言うべきではない事ではありません。親としては言うべきことを言いたい、というのも勿論理解できますし、言うべきだと思います。

 

では、どのような言い方で、どんなことを言えば良いのか?②で説明します。

 

 

 ②一方的な言い分ではなく、対等な目線で話をしましょう

 

命令というのは、一方的な上下関係の下に成立します。そもそも同じ目線で話をしていません。

 

まずは、そこを解消します。相手を一人の大人とみなした上で、「この家で、あなたが部屋を掃除すべき理由」をじっくりと説明しましょう。

 

ただ命令するだけではなく、何故部屋を掃除すべきかを説明します。

 

一例として一例を挙げさせていただくと、「自分の家であれば、部屋がどんなに散らかろうとも、何をしようとも、どのように使おうとも何も言わない。しかし、今は父のお金でこの家に住んでいる。その家に住んでいる以上は、その部屋がきっかけで何か支障が出れば家族全員に被害が及ぶこともある。だから家の使い方はしっかり考えてほしい。もし、納得がいかないことがあれば遠慮なく反論してほしいけども、納得したのであれば、どうすべきか分かるはずだから行動に移してほしい」といった調子です。

 

ここでのポイントは、しっかりと思っていることを理由まで説明したうえで、反論の機会を与え、決して命令口調ではないけれども”もう大人なんだから、言ってることが分かるのなら責任もって行動してね”というニュアンスを伝えることです。

 

この方に関しては、この2点を意識してお話をした結果、お子さんも納得し部屋の片づけをしてくれるようになったそうです。

 

 

 

今回のまとめ

如何でしたでしょうか。中学生という、自我が芽生え多感な時期は、言葉一つ、態度一つで大きな影響を与えます。

一つ間違えば大きな反感を買うことになりかねませんが、殆どに人が大人の階段を上る際に通る道です。

 

一筋縄ではいかないことも多いかもしれませんが、根気強く、温かく見守り子供の成長を見守りましょう。

 

今回扱ったコンサルティングの実例は、今回の場合における結果です。全く同じことを別の子にしても、同じ結果になるとは限りません。

その辺も含め、もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。

 

 

親子の助っ人 Webサービスはこちらから↓

https://parent-relationship.herokuapp.com/users/entry

小学生の息子が3週間で親の言うことを聞くようになったのは何故か?

小学生を一か月で親の言うことを聞くようにする方法

今回の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

(親子の助っ人の自己紹介についてはこちらから↓

https://parentchild.hatenablog.com/entry/oyakononayami/consulting

 

今回は

・小学生の子供に親の言うことを聞かせるには、どうすべきか

・親子の助っ人によって、一か月で言うことを聞くようになった実例の紹介

 

の二点を書いていきます。

 

僕自身小学生の頃は親の言うことを全く聞かない子供でした。なので、どうして親の言うことを聞かないのか、親に言われたり、されたりして嫌なことが手に取るように分かります。

この経験を基に、僕だけで小学生のお子さんを持つ20人の親御さんに対して問題解決を行ってきたので、その実例を一つ使ってより具体的に説明していきます。

 

小学生の子供に話を聞いてもらうためにやるべき事とは?

①親として子供に期待するビジョンや、子供に対する意見に一貫性を持たせる

親が子供に対して何かを言うのならば、言うことに一貫性を持っていなければ説得力がありません

小学生にもなると、親の言うことをある程度は理解できるものです。一貫性がなかったり、理に適っていない言い分を子供は聞く気になるでしょうか?

 

前はAと言っていたのに、何で今はBと言うの?そんな風に思い始めては親の言うことだって聞きたくなくなります。

僕が小学生の頃も、このような経験はしました。その点を親に指摘しても、論点をずらされたような言い方しかされず、こちらは納得できなかったことを覚えています。

 

ただ、親と言っても人ですので、完璧ではありません。

意見が変わったりすることもあれば、子供が矛盾を感じるような言い分になることが時にはある事は避けることが出来ません。

 

そんな時には、しっかり謝ったり、子供が納得するまで話をしてあげましょう。自分勝手に話を打ち切れば、その分親の言うことを聞く気が無くなってしまいます。

 

②些細な事でも一緒に喜んだり、感謝を伝えたり、褒めたりする。

話を聞いてもらう上では心を開いてもらうことが不可欠です。

 

もしも、子が親に対して、「いつもガミガミうるさい」「きっと僕/私のこと好きじゃないんだ」などと思っていれば子は親の言うことを聞く気になるでしょうか?僕自身はならないですし、これまでのコンサルティングからも同様な結果が出ています。

これは職場でも当てはまる事かと思います。

 

一方で、些細な事に一緒に喜び、感謝を伝え、褒めたりすることで子は心を開いてくれます。

一緒に遊ぶでも良いですし、習い事について褒めるもよし、家の中での子の行動について感謝するでも良いのですが、何かしら褒めるポイントを見つけましょう。

すると、次第に心を開き始め言葉を聞き入れる状態になってくるはずです。

 

③子供をしっかり一人の人として認めたうえで話をする

小学生は自我が芽生える年齢です。勿論長く生きてきた親の言うことは子供の為になることも多いと思います。

しかし、小学生の子にだって自分の気持ちや意見があります。現在25歳の僕でさえも、「親/年上の言うことは聞くもんだ」の一言で全てを鵜呑みにして受け入れることは出来ません。こんな一言で頭ごなしに片づけている方がいるとしたら、ナンセンスです。

一方的に言葉をぶつけるのではなく、一人の人間として対等に言葉をしっかりと交わしてください。

 

話を聞いてくれなくなるNGな言動とは?

①誰かと比較する(否定的に)

ふいに誰かと比較をされると、心を閉ざし聞く気が失せてしまいます。それ以降、その話は聞き入れてはくれなくなるでしょう。

「~~君は勉強できるのにね」などと言われると、言われた方は劣等感や腹立たしさを感じます。

 

これは、大人でも同じですよね。しかし、無意識のうちに大人は言っているものです。僕自身も小学生時代に教師だったり、習い事の指導者に比較されるようなことを言われ、劣等感を感じ、その人の言うことは聞きたくなくなってしまいました。

 

勿論、ポジティブな内容での比較は子供が心を開き、以降の話を聞き入れやすくなるので多用していきましょう。

 

 

②命令をする

例えば、「勉強しなさい」では勉強しません。「~しなさい」が積み重なれば、~をやりたくない気持ちはどんどん強くなります。

 

上から目線を極めたような命令的な言い方では、やる気があったものでさえもやる気を失ってしまいます。

 

そうではなくて、「~してくれたら嬉しいな」といったようなへりくだった言い方をすることで、相手の気を損ねることなく自分の思いを伝えることができるはずです。

 

親子の助っ人での実例~10歳の小学生の男の子が1か月で言うことを聞くようになったのは何故?~

その親御さんから受けた相談

10歳の息子さんを持つ親御さんからPCRコンサルティングへご相談を受けました。

その内容は、「宿題しなさいと言っているのだが、全く宿題をしてくれない」といった内容でした。

 

毎日帰宅してはゲームをしているだけで、宿題をしてくれず、宿題をするように言うと自分の部屋に籠ってします。出てきたタイミングで宿題やったのかを聞くと、やっていないという答えが返ってくるという。このやり取りを毎日のように繰り返しているとのことでした。

 

話を聞いた時点で、我々は既に見当がついていました。息子さんは「宿題しなさい」と言われすぎたあまりに、「宿題したくない」という頭で凝り固まってしまっているのだなと仮説を立てました。

なので、宿題をすべきかどうかといった話ではなくて、そもそも宿題の話に関しては受け入れる状態に無いのです。

 

実際に行ったコンサルティング内容は?

①一緒にゲームをして、息子さんを褒めてあげる

まずは心を開いてもらうことを目標にします。

宿題したくない脳を一旦開放することから始めます。この際、お母様はもどかしさ、ジレンマを感じる事になると思いますが、物事を長期的に捉えて頂くようお願いしました。

一緒にゲームを楽しみ、好きなゲームを褒められることで、3週間程度で徐々にお母様の言うことにも耳を貸すようになってきました。

 

②隔日で宿題の話を出す

①を行い変化が出始めたら頃合いを見て、宿題の話を少しずつ出してもらいました。

以下のような感じで、言ってもらっていました。

 

「お母さん今からやることあるから、その間に宿題やっておいてくれたら嬉しいな。そのあとで一緒にゲームしよう」

 

と、隔日でお母様に言ってもらいました。

息子さんも一緒にやることに慣れているのか、抵抗なく宿題に入れたそうです。

 

今回のまとめ

如何でしたでしょうか。もし、子供が言うことを聞かない事の原因は、子供だけにあるわけではないのです。

親御さんの意識や話し方、接し方で言うことを聞いてもらうことは可能になります。

 

今回扱ったコンサルティングの実例は、今回の場合における結果です。全く同じことを別の子にしても、同じ結果になるとは限りません。

その辺も含め、もっと踏み込んだ内容や、細かいことを知りたい、こんなパターンはどうすればよいかなどございましたら、親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせ頂けたらと思います。

 

 

親子の助っ人 Webサービスはこちらから↓

https://parent-relationship.herokuapp.com/users/entry