なぜ親は子供の性別で態度を変えるのか
①親は子供の性別で態度が変わる
今回の記事では、子供の性別によって変わってしまう親の子供への態度について説明します。
みなさんのお子さんは男の子でしょうか?それとも女の子でしょうか?
または、男の子と女の子の両方がいる家庭もあると思います。
みなさんは子供にどんな態度で日々接しているでしょうか。
自分の子供が男の子か女の子かで、親の態度は変わっています。
子供が男の子であろうと女の子であろうと同じように接しているつもりの親もいるかもしれません。
しかし、無意識化で親は子供の性別によって態度を変えてしまっているのです。
この現象はなかなか避けることができません。
子供は同じ子供ですが、男女という性別の違いは確実に存在しています。
今回は子供の性別の差から発生する、親子の関係性について説明します。
②母親の場合
まずは母親が子供の性別によってどのように態度を変えてしまうかについて説明します。
母親は娘に対して厳しくなりがちです。
アニメやドラマでも母親が娘ともめているシーンをよく見ます。
例えば、母親と娘がささいなことで口喧嘩をよくしています。
アニメやドラマに限った話ではなく、現実の世界でも同じです。
母親が口喧嘩でもめている相手は、息子ではなく娘である場合が圧倒的に多いです。
なぜでしょうか?
その理由は、母親と娘が同じ性別だからです。
もう少し説明すると、同性であるからこそ母親は自分の経験を娘と比較して、いろいろ心配になってしまうのです。
母親と息子の場合を想像してみてください。
母親は成長期の男性が何を考えているのかを理解できないです。
男の子の考えを母親が想像することは困難です。
しかし、母親と娘の場合を想像してみてください。
母親は自分の経験から、「中学生の女の子はこんな感じ」という想像がつきます。
そこから「こんな感じの女の子は危ない」ということが理解でき、娘の現状を観察し、娘が心配になってきます。
このように母親は自分の経験から、娘の理想像を作り出し、その理想像に娘を近づけようとします。
しかし、簡単に娘が理想的な女の子になるわけありません。
そこで無理やり娘を教育しようとした結果、口喧嘩になってしまうのです。
また、現代では未だに母親が子育てを担っている家庭が多いです。
子供と一緒にいる時間が必然的に長くなり、娘の悪い箇所もよく目につき、もめやすくなります。
以上が母親が娘に対して厳しくなってしまう理由です。
③父親の場合
続いては父親が子供の性別によってどのように態度を変えてしまうかについて説明します。
母親と違って父親は子供ともめる機会が少ないです。
先ほど母親の箇所で説明した通り、父親は子育てに時間をあまりかけないからです。
しかし、そんな父親でも悪い形で子供と喧嘩をすることがあります。
それは父親と息子の暴力喧嘩です。
母親の場合は息子との圧倒的な力の差があるので、力と力の喧嘩に発展することはありません。
父親の場合は男性で力がある分、息子と力でも喧嘩を危険性が出てきます。
危険性だけで実際に喧嘩をしなければよいのですが、父親も父親ならではの息子と喧嘩しやすい理由があります。
先ほど母親は子供といる時間が長いという話をしましたが、父親は子供と一緒にいる時間が短いです。
父親と子供が接する時間が短い分、互いの理解が未熟で喧嘩が発生することがあります。
また父親と息子の場合は、母親と娘の場合と同様に、同性であるという理由で喧嘩がヒートアップしやすいです。
④親は子供にどのような態度で接するべきか
親は子供の性別によって態度が変わってしまいます。
結局は子供が娘であれ息子であれ、喧嘩は避けるべきです。
ここでいう喧嘩とは、「感情的な口喧嘩」や「感情的な暴力」です。
これらの喧嘩は親と子供の精神を無意味に削るだけの行為です。
そこで意識すべきポイントを1つ教えます。
それは「親は子供に感情的になってはいけない」ということです。
理由を説明します。
子供が感情的な状態で親も感情的になると収集がつかなくなるからです。
喧嘩が起きる理由は、子供と親との意見の相違です。
子供の行動が親の考えと違い、その子供を親が強制しようとするので喧嘩がおきます。
喧嘩が起きた時には子供は感情の抑制がききません。
ここで親も感情的になる、ただ互いに自分の意見を言うだけで水掛け論になります。
そうなると、喧嘩は収束する手段を失います。
だからこそ、親側は絶対に感情的になってはいけないのです。
言い換えると親は子供と同じレベルで戦ってはいけないのです。
⑤まとめ
最後に記事の内容まとめます。
・子供の性別で親の対応は変わる
・同じ性別の親子は喧嘩しやすい
・子供と喧嘩する時に親が感情的になってはいけない
子供の性別によって親の態度は変わってしまい、喧嘩が起きることもあります。
しかし、喧嘩が起きてしまっても親がきちんと対応してあげれば丸くおさめることができます。
今回の記事が幸せな家庭に少しでも寄与できることを祈っています。
記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。