親子お悩みブログ

親子の悩みについて、子供目線で語ります。

公立中学で学年ビリだった息子が勉強して慶應大学に行った親子の話

成績表に1が並んでいた息子が慶應大学に合格した親の接し方とは

今回の記事の概要

こんにちは。親子の助っ人です。

(親子之介との自己紹介についてはこちらから↓

https://parentchild.hatenablog.com/entry/oyakononayami/consulting

 

「息子/娘が全く勉強しないんです」というお悩みをよく受けます。

親子の助っ人メンバーの中にも、過去勉強せずに親の手を焼かせた経験を持つ者がおり身近な問題です。

 

今回は勉強しない子供が勉強するようになった問題解決の実例をお話ししようと思います。

実例に取り上げるのは、中学3年間常に学年最下位を彷徨った男の子を持つ両親へのコンサルティングを行い、慶應大学法学部への合格を果たした話です。

 

中学時の息子の学力と親の接し方

 男の子の学力

都内の公立中学の3年間で、常に下から三番以内だったそうです。中間試験、期末試験等の勉強はしたことがなく、塾には通っていましたが親が無理やり入れて、何となく行っていた程度。

 

塾の先生、学校の先生共に「行ける高校は殆どない」と口をそろえ、結局誰でも合格できるような高校へ進学。

 

親の接し方

ご両親ともに高学歴でいらっしゃって、教育熱心でした。

だからこそ、勉強をしない息子に苛立ちを覚え、毎日のように勉強勉強と繰り返していたそうです。

食事の際にも「自分が中学の頃は、学年一位を常に目指していた」、「海外の大学院は~~で」、「将来は海外で働いてほしい」など、話題はこの様な内容ばかりだったそうです。

 

コンサルティング内容

親の接し方がNG

まず私たちが思ったことは、このように子供に接していては勉強をする気がなくなるな、ということです。

勉強をしない子に対して、常に勉強を促したり、食事の際にも小難しい、子供からしたら聞きたくもないような話をされていては、嫌気がさすばかりです。

 

そんなに何度も言わずとも、子供は親の言ってること自体は理解しているものです。

しかし、言われれば言われるほどにやりたくなくなるのが人間の性です。これは、勉強に限らず、そのようなご経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

誤解を生むといけないので補足をしておきますが、上記のような話が全面的にNGというわけではないです。勉強する気がない子に対して、この様な話をすることがNGという意味です。

 

親は子供の予想を裏切る行動を取るべき

毎日のように勉強と言われてきた子供にとって、勉強と言われることは予定調和です。

そのたびに、鬱陶しいと思う事も予定調和です。

 

勉強しろ、といった類の会話を一切やめて下さい。予定調和を崩してください。

一切やめるというのは、二、三日ではないです。一週間でもないです。今後一切ということです。勉強しろ、というのはネガティブなワードです。ネガティブで凝り固まった子供の頭を揉み解いて下さい。

 

一方で、少しでも自主的な動きや、ポジティブな要素があれば些細な事でも褒めて下さい。

「~~しろ」、という言い方ではなく、少しでも褒められた方が人間のやる気は前向きになります。勉強に限らずともそうだと思います。

今回のお子さんに関しては、学力的に高くない高校へ進学されてますので、中学時よりも成績自体は相対的には良くなったそうです。それを褒めるポイントにしてもらいました。

 

また、一つ例を出してみましょう。

人気アイドルグループの嵐のメンバーである櫻井翔さんは、慶應幼稚舎からエスカレーターで慶應大学に進学し卒業しますが、中学時からジャニーズ活動を行っています。

これはTVで発言していた内容になりますが、高校一年時の途中までは留年する成績だったそうです。留年する成績の中でも、少し成績が上がるとお母様は褒めて下さったと仰っていました。普通は、成績上がっても留年する成績であれば「もっと勉強しろ」と言ってしまいそうですよね。そこから彼は勉強し、無事進級しました。大学もストレートで卒業しています。 

勿論本人の素養もあるかもしれませんが、櫻井さんのお母様の言動には流石と思わされます。

コンサルティング

親が変に口を出さず、褒めることに徹した後に、お子さんは勉強をするようになりました。学校の試験勉強に始まり、高校二年生からは塾に自発的に通い始め、現役で慶應大学へ合格されました。

 

親の接し方、言葉のかけ方でこんなにもモチベーションに変化が見られたのです。

 

まとめ

「勉強をしろ」といいたくなるのは、親の性。多くの親御さんが言ってしまった事があるのではないでしょうか。

しかし、それは逆効果です。勉強しろではなく、褒めて下さい。それだけで劇的に変わります。変わるまでは辛抱です。初めは変化が見られずに焦り、口を出したくなることもあるかもしれませんが、子供に変化を求めるのであれば、親にも相応の変化が必要です。

 

今回は、勉強をしない実例を一つピックアップしてみました。もし、別パターンで勉強をしないといったお悩みを抱えていたり、このブログだけではイマイチ掴み切れなかったりした方は親子の助っ人 Webサービスからお問い合わせを頂けたらと思います。

 

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